キングコング西野の「革命のファンファーレ」を読みました。
『芸人がテレビで「僕達、本当にお金を貰ってないんですよ?」
という自虐を繰り返した結果、芸人志望者が極端に減り、
吉本興業の養成所は定員割れ。
ちなみに僕は芸人をやって、25歳で車2台を乗り回して、モデルやアイドルとエッチして、
都内に大きな家を買った。芸人ってイイぞ。
なんてのは、バブルな頃の男子と同じ』
さらに、
『ウォルトディズニーを倒す!あの天才に立ち向かうためには、
自分の実力では、1日に100時間以上働かないといけない。
一人だと24時間、他人の時間を使うしかない、どう使うか。
ニュースを出すな、
ニュースになれ。
行動しない人間はアホである
勝負の決め手は脳ミソの数、それは体験の数。
行動しよう。失敗したら、取り返せばいい。
他人に決定を委ねると出遅れる。
環境に決定を委ねると癖になる。
守るべきものが守れなくなる。
決定は、特権ではなく、覚悟だ』
これは、全然楽して儲ける、クラウドファンディングの話…などではなかった。
2万冊自分で買って、毎朝4時に起きて、
サインして、レターパックに送り先書いて、
郵便局に配送手配、これを一年間続けて
築いた信頼と実績からの根拠ある自信。
『ただし、一歩踏み出すのは、
勇気(ポジティブシンキング)ではなく、
情報(ロジカルシンキング)であり、
勇気など必要ない』
で、括られる…。
よく計算されていて準備もしっかりする、
完全にマーケティングと戦略の本でした。
しかも、一か八かの賭けにも似た思い切りも
含めて、天才的な発想にワクワクしました。
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