長女リオがバスガイドを辞め、しばらくバイトに行っていた
これは今から9年前ほどのこと。
バイトに行くようになって、そろそろ3ヶ月になるころかな。
リオと一緒に焼肉食べながら、こんな話になった。
リオ「バイトに入って、最初はね、働いたら損、
できるだけ動かなくてもいい方法をって考えてたんだわ。
そしたらね、○○先輩(パートさん)が、
『レジの真ん中にいれば、販売と買取の
両方のお客様対応できるんだよ』
って言うから、たくさん働いたって
給料が変わるわけでもないのにって
びっくりしたんだよ」
なるほど、そういう君の考えの方に、ママはびっくりだよ(-_-;)
「でね、それから、考えが変わって、
仕事をするっていうことが変わったの。
お客さんに笑顔で、喜んでもらうって
一生懸命働くって思ったの。
最近ね、いつも買い物にいくスーパーに
大好きなおばちゃんができたの。
ものすごくいい人で、すごく気がつくし、すごく優しいの。
だから、絶対にそのレジに並ぶし
そのおばちゃんがいない日は、
さみしくて残念だなって思う。
他の人だと全然対応が違うんだよ」
私はリオに、
「きっとバスガイドの時も今までも、
そういうおばちゃんみたいな人が
いたんだと思うよ。
リオが、そういう人に気づけるように
なったんだね。
偉い偉い(^_^)」と言って、
駐車場のおじさんの話をした。
「いつもお客さんのために、
一生懸命の駐車場のおじさんがいてね、
雨の日に自分の傘を貸してくれたり、
毎日笑顔で働いていたの。
そのおじさんがね、ある日奥さんが病気でやめることになるの」
「えっ!?やめちゃったの?」
「そうそう、それでね、最後の日、
駐車場は、お客さんからの花束と
プレゼントでいっぱいになったの」
「ママ、胸がいっぱいで、もう食べれない。」
リオの大好きな肉が食べれない!?
それは大事だぁー!!
リオが涙ぐんでた・・・
こうして自分で感じて、毎日の現場から学び成長するんだなぁ。
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