「かおりん!先月経常利益300万出た!」
2年ほど研修に行かせていただいた、企業の社長からの連絡。
研修に行った日、社長の顔色が悪く、早くて3か月後、もっても半年後には、
資金ショートし、倒産する…と聞いた。
これまで待ちの営業しかしていない、仕事を取りに行くということをしたことがない会社でした。
そして、社員さん達は責任の押し付け合い。
一回り以上も年上の大先輩の社長に、私ができることは…と考え、お伝えしたこと。
「ついてきてくださる社員さんがいらっしゃるなら、社長も現場やりましょう!
仕事はいっぱいあります。
今は考えるのではなく、全員で1日1日しっかり稼ぎましょう!」
仕事のご紹介もできました。
真面目で働き者の社員さん達、しかも、社長自ら現場に行かれました。
先方の社長からも、とても喜んでいただきました。
私のような小娘(←ん?)の言うことを、聞いてくださいました…。
辞められた社員さんもいらっしゃいました。
やりたくない仕事をされた方もいました。
歯に絹とか、遠慮とかできない私は、言いたいこと言っていました。
ほんとにごめんなさい。
それでも都度連絡をくださり、ありがとうございました。
あれから半年、単月でしっかり黒字化し、新事業も決まり、本格的に再建に向かいます。
本当によかった…。
言われたくないことを言う。
やりたくないことをやれという…。
そんな理由で3社のコンサルを終えましたばかり。
もっとスマートにかっこよく、さらりと気遣って退けれる人もいるんだろう。
この夏51歳を迎えたけれど、自分が正しいなんて思ったことはない。
いつも正解なんてわからない…。
それでも、未来を信じて、ドロドロになって一歩ずつ進むしか知らない。
そして、描いた場所まで死に物狂いでたどり着く。。
でも、それが一番楽しかったと、振り返って、そう思う…
「おまえは、オンかオフしかないな」
そんなこと言われたっけ…。
今回の社長からの報告は、これも1つの正解だったと、心が少し軽くなりました。
ありがとうございます!
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