いろんな人とじっくり話をしている時、
「私はこんな子供だった。
親に対してこう思ってた・・・
親にこんなことされた・・・」
こういう話になることがよくある。
話をしている中で、その人に対し
「すごい判断できるんだね。いい考え方だね。しっかりしてるね」
と、今の人間性や思考に感心した時に、
「実はね、子供のころに・・・」
となることが多いかな。
自然に、どうして自分がそういう風になったんだろーって考えるんだと思う。
ものごとを【受け止める】力・・・
「とてもうれしい」「とても楽しい」「とても怖い」「とても悲しい」という感情を、
ものすごく強く体験すると、
これを「結論」として、潜在意識の中に深く埋め込む。
これが【ビリーフ】。
それぞれの考え方・・・
「わたしは○○に向いている/向いていない。○○が得意/不得意だ」
「わたしはこんな性格だから成功する/失敗する」
「男はこうあるべきだ/女はこうあるべきだ」
「人に対して欲しいものを素直に欲しいと言う方がよい/言ってはいけない」
「人からの頼みを断ってはいけない」
「みんなから認められなければならない」
など・・・
どういう風に思うかは、みんな人それぞれ。
どうして、人によって違うのか、
それが、このビリーフの違い。
ものすごい強い感情がともなう経験!
それがポジティブな感情であれば繰り返し経験したい、
ネガティブな感情であれば二度と経験したくないと、
自分の中の潜在意識が感じる。
そうすると、その潜在意識が
「ポジティブを追い求めて、ネガティブから逃げようとする自分のルール」を作り出している。
それがビリーフの正体。
このルール、合わない人とは、とんでもなく合わない。
これをどっちが正しい!とやりだすと、無理でしょ?
ビリーフのほとんどが、子供のときに親や先生、社会規範、メディア等から
インストールされたプログラムで、
まだ十分な理解力や選択力が無いときに身に付いたものが多い。
自分自身を見つけたい、知りたい、そう思っている人もいっぱいいて
それを引き出すことも、自分の役割なのかな・・・と思う。
コメントを残す