いいお母さんになりたい~




「かおり~ん!私いいお母さんになりたいの。
どうしたらいい?」
って、友達のYちゃんに聞かれた。

それは「いいお母さん」に聞いた方がいいんじゃない^^;
かおりんの母業は、お粗末なので・・・

と言いつつもYちゃんとの会話が進む。

 

かおりん「ちなみに『いいお母さん』ってどんなお母さん?」

Yちゃん「・・・・」

かおりん「じゃ、自分がいいお母さんだと思えないところは?」

Yちゃん「すぐ怒っちゃうの。それも感情で。
あとからすごく反省してもうしないって
思うんだけど、またやっちゃう。
その繰り返し。
それも、上の子にだけなの。
私、おかしいかも。
止められないの」

かおりん「まだ7歳の子にどうしてそんなに腹が立つの?」

Yちゃん「学校の先生から言われる事も、私が言う事も
何にもできないから」

・・・そっか、「できる」が大前提なんだ。

 

うちは、マヤが「何もできませんよ」と宣言されて
育ててきたから、なにかできるといちいち嬉しかった。
リオは、歩けて喋れて理解できるだけで
ありがたかった。
だからアマ~イ、バカ親になっちゃったんだな
だからあんまり腹が立たない。

リオにも「ママって怒らないよね」って
言われたことがあった。
「普通どこの親でもいちいち怒るし
だめだめ言うものだよ。」

かおりん「普通そうなの?だって怒ることないもん」
リオ  「それがママのいいとこなんだけどさ、でもね
小さい時、ママはリオに関心がないのかなって
思ったこともあったんだよ。今は思わないけど」

そうだったんか、そりゃ悪い事したね。

どうやら、私が変わってるようだ・・・

 

かおりん「ねえねえ、Yちゃん、お兄ちゃんができると
思って言ってるよね。それってお兄ちゃんの
実力を信じてるんだから、すごいよ」

お兄ちゃんが心配そうに隣の部屋でこっちを見てるから
「お兄ちゃんおいで」と呼んでみた。
元気のないお母さんを心配して気にしてたんだろうね、
すごい勢いで嬉しそうに飛んできた。

かおりん「お兄ちゃん、お母さん好き?」

お兄ちゃん「大好き!!」

かおりん「お母さんのところに生まれてきてよかったね」

お兄ちゃん「うん、よかった!」

かおりん「お兄ちゃんはいい子だね、
弟の面倒も妹の面倒も見るんでしょ?
偉いね」

お兄ちゃん「それはあんまり・・・モジモジ」

かおりん 「したくないの?」

お兄ちゃん「これからもっともっとするよ!」

満面の笑顔で答えてくれた。
いい笑顔だ!

 

「こんなに笑顔のいい子に育ってて、お母さん大好きで
私から見たら、充分いいお母さんに思えるよ」

「Yちゃん、自分を許してあげて。
Yちゃんは立派だよ。ちゃんとしてる。
美人だし、家も綺麗だし、子供たちに
してることも完璧。
Yちゃんが楽しい事は何?母が楽しそうだと
みんな嬉しくなるよ。
そしたら、家中が笑いの渦に巻かれて
なんでもどんどんよくなっていくよ。」

結局、聞かれた答えになってないわ。
でも、Yちゃんが嬉しそうに泣き笑いしてるから
いっか(*^_^*)

 

追記:
Yちゃんとご両親との関係について聞いた。
お兄ちゃんはYちゃんそっくり。
自分と親との関係も引きずっていて、
自分の存在価値を自分で認めていない。
Yちゃんの満たされていない心が原因だった。
「与えてほしい」を満たすのは、「与えよう」と
するところから始まると思う。
そして親を許して自分も許す・・・

「鏡の法則」を読むことを勧めたから、読んでみて
何か心の変化があったらいいなぁ。

※この記事は2008年5月1日に書いたものをリライト・転載しています。

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かおりん

「幸せは『なる』のでなく『感じるもの』。恋は『する』んじゃない『落ちるもの』。少しのニュアンスの違いで、いきなり幸せ体質に♡そんなかおりんの4つの視点「営業」「コーチング」「人育て」「ポジティブマインド」で、お伝えします。